本格的な仕上がりになりそうな素人でも使える塗り絵用のペンを探していました。
ネット検索をするとどれも本格的に高くて趣味で塗るだけなのにもったいないなと思っていた所、
こちらの商品が表示されました。値段も当時は3,000円ぐらいで手の届く範囲内でした。
そもそも塗り絵を始めたきっかけが、体調不良で鬱(うつ)になった事です。
精神的に不安定で何もやる気が起きなくて一日中寝ていた日もありました。
そんな時、知人におすすめされたのが塗り絵でした。一冊の中に色々な幾何学模様のような柄が
描かれた塗り絵の本をもらいました。はじめは塗り絵なんて子供のすることだと
馬鹿にしていましたが、仕事も辞めて、とにかく時間を持て余していたので、
なんとなく近くに居た母親をイメージしながら簡単な花を一輪塗りました。
それがなんとなく自分としては上手く塗れたと感じて、少しの自信になりました。
そこからどんどん塗り絵を進めるようになり、今では自分の好きなイラストを印刷して、
気が向けばこちらの匠彩を使っていかに美しく塗れるか没頭しています。匠彩を使った
塗り絵は私の生活の一部になりました。
匠彩という名前で、一本のペンに筆とマーカーと2種類のペン先が施されています。
私が購入したのは80本入りの黒いケース付きです。色は人気のよく使う色を72色抜粋してくれていて、
使いやすい色は2本入っていたりと便利です。ぼかし用のペンも3本入っていました。
ペンには色番号が書かれていて識別もできます。ペンの持ち手は丸みのある三角形になっており、
少し太めですが持ちやすいです。太さは1円玉ぐらいです。塗り心地ですが、筆の方に関しては非常に
滑らかでかすれも無く、細部の色塗りにも使えます。しかし「にじみ」やすいので、思っている幅以上に
色が広がる事が多々あります。紙に塗った場合ですが乾くのも割と早く、ぼかしや重ね塗りは少し難しいです。
でもアルコールペンならではの滲みや色の濃淡が、私はとても気に入っています。
マーカーの方に関しては、色ムラがかなりでるため、あまり使っておらずおすすめはできません。
ケースについては、黒色のチャックがしっかりと着いたバニティーポーチ形で使いやすいです。
メリットは、何と言っても趣味の塗り絵の時間を最高のものにしてくれる事です。
お気に入りの美しい線画やイラストに着色している時はとても心地よいです。
筆先がなめらかでまるで墨で字を書いているかのように和の雰囲気もありとても気に入っています。
筆なのでペンの入りも自然な着色ができてとても良いです。
デメリットは、逆のペン先であるマーカーです。
マーカーらしいペン跡が残ってしまい、すぐに乾いてしまうので中々色をぼかしたり重ね塗りをして自然な
美しさを出すのにとても苦労します。広い面積は筆で塗ると時間がかかり筆先も痛みそうで嫌なので
マーカーで塗っていますが、あまりおすすめできません。更にデメリットで言うならば色の少なさです。
青や赤といった現職に近い色目になるとどうしても種類が少なく、あまり思うような色を使えていません。
しかし薄いめの色、肌色やグレー、淡い水色や肌色に近い黄色などは非常に種類や本数が多く、思った通りの良い仕上がりになる事が多いです。おすすめでお気に入りの色は、E01やE10辺りです。肌色なんですけど、塗った時の色合いと乾いて完成した時の色合いに変化があり、塗った時は水を塗っているかのように透明です。乾くと色が出てきてなんとも言えない柔らかく品のある雰囲気の肌色に仕上がります。まるで水彩画のようにも見えるこの匠彩。おすすめです。
イラスト好きな方ならご自身でオリジナルグッズも作れますね♪
インターネットが繋がる環境であれば、お持ちのスマートフォンからでも
簡単にグッズが作れます。
もちろん画像制作や編集ソフトも必要なく
スマホ・タブレット・パソコン一つで簡単に作成可能。