日本に遊びに来た外国人の人が驚くのは、
日本の食事が美味しいとか景色が素晴らしい！の他に
日本のどこに行っても絵が描ける人が多くてビックリするそうです。
目的地までの道が分からなくて尋ねると、メモ帳にすぐ地図を
描きだしてくれる人が居るかと思えば、落書きコーナーが
設置してある所に行くと、こぞって誰もが何かしらの絵を
描いていたりするし、オリジナルのカップ麺が作れる
テーマパークでは、カップ麺のカップに可愛い絵を
描く人が居てまた驚くとか、結構なタイミングで絵を描く人に出会うそうです。
しかも描いている絵の多くが何かしらのアニメや漫画のキャラクター
なので、皆どうやってそんなに描ける様になったのか？
そう言う学校に通っているのか？とすら思ってしまうとの事でした。
確かに日本では、物心つく前から高度なサブカルチャーコンテンツが
充実しているので、まだ歩けもしない頃から日常的に見続けていたら、
お絵描きするタイミングで思い出して何となく描いてしまう子供も
現れますし、今のご時世趣味で漫画やイラストを描く大人も
結構増えているので、お父さんかお母さんが絵を描く職業だったり
同人作家をやっていたりしたら、その背中を見て育つ子供も多いと思うのです。
と言う事から日本では絵を描ける人はかなり多いのですが、
反面ピアノを弾ける人はそんなに居ない現状があります。
海外に行くと意外と多いと感じるのがピアノを弾ける人の様で、
特にユーロ圏に出かけると街中や駅に設置してあるピアノを
気軽に弾いている人を見かけるそうです。
日本にも、ちょっとこじゃれた駅に自由に弾いても良いピアノが
置いておある所もありますが、誰もが気軽に弾いているという
印象はなく、たまたま通りかかった弾ける人が
時々弾いている？位の頻度になっていると思います。
では、なぜ日本ではピアノを弾ける人が少ないのかと言うと、
まず最初にピアノを習おうと思った幼少期を
過ごしていない人が圧倒的に多いです。
更に、練習するためのピアノのお値段がかなり高額と
言う事もあり、ピアノを習いたいまたは習わせたいと
思う親が少ないと言う現状がある訳です。
海外でピアノが弾ける人が多い背景にあるのは、毎日または
毎週教会などに出かけたり学校で演奏する機会があったりと、
日本の子供たちの過ごす環境とはまた違っている事が、ピアノに
触れる機会を増やしていると考えられるので、それでピアノが
弾ける人が多いのかも知れませんね。
とりあえず日本では絵を描ける人は結構たくさん存在
しているので、気軽に何かを描いて欲しいとリクエスト
してみて欲しいところです。
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